「こりゃ まてまて」 ３歳のお子さんに読んだ みんなの声

小さな子が蝶やトカゲ、ハトや猫を追いかけようとしてすぐに逃げられちゃう、子供のあるあるを描いた絵本で、ほっこりします。子供のしぐさや表情、ぷっくりとした手、ほっぺの描き方が絶妙。
最後はお父さんに「こりゃまてまて」と捕まって、肩車してもらう、ほんわかといい気持になる絵本です。

酒井駒子さんの描く女の子が大好きで、見るたびにキュンキュンとしてしまいます。
小さなサイズのシンプルな絵本ですが、動きがあって、儚げで、ドキドキワクワクしながらページをめくりました。
小さい子も自分と女の子を重ねて喜ぶと思いますが、なんといっても、同じくらいの子を持つお父さんのための絵本と言っても過言ではないと思います。かけがえのない幸せな時間がそこにあります。

今は７歳になる長男が歩き始めた頃、ちょうど月刊絵本として手にしました。この絵本に登場するよちよち歩きの子がわが子の姿と重なり、ほほえましくて幸せな気持ちになれるので、何度も何度も息子と見ていました。パパが登場するので、パパに読んでもらうことも多く、パパにとっても一番思い出深い絵本のようです。息子も、パパによく読んでもらったよね・・・と覚えているので驚きです！パパもママも優しい気持ちになれる絵本だと思います。パタンと絵本を閉じたときの、裏表紙の絵もとっても好きです。

日常のひとこまをほのぼのと描いた作品です。
酒井駒子さんの絵がとてもいいです。
ハトを追いかけていくとバサバサっと飛んで逃げてしまう・・・うちの娘もまったく同じことをいまだにやっています。
最後にパパが「まてまて」と赤ちゃんをつかまえるところが一番気に入っています。
うちの娘も、わざとハイハイで逃げたりして私が「まてまて」とつかまえにいくのを待っています。やっぱり自分が追いかけてもらってつかまえてもらって抱っこされるというのがとっても嬉しいみたいです。
絵本のようにかたぐるまをせがまれるとつらいのですが･･･。