3歳の息子は、本物のカメレオンを見たことがありませんが、
体の色が変わるカメレオンには、興味津々でした。
一度だけ全ページ立ち読みのページを開いて、どれを読みたい?と
聞いたら、この絵本をまっさきに選びました。
この絵本を読むと、自分が嫌だと思っている短所が、
他の誰かから見れば長所になるのだといういことに気がつきます。
自分の良さを気付かせてもらえたからこそ、主人公カルロは、
周りのみんなにあることをしてあげます。ところがその後…。
息子は、ライオンが寝ているページに、かくれんぼしている
カルロを見つけて、『カルロみーつけた☆』と喜んでいました。
次のページには、カルロやカルロの友だちがたくさんいて
『どれがカルロかな〜?』と言って楽しそうに探していました。
私は、花や木の実を集めているカルロが、そのページでは
汚れているのに、次のページでは、お洒落なカルロに
なっているところが、可愛らしくてよかったです。