3歳9ヶ月の息子に読んでやりました。そこまではたらく車に興味がある息子ではありませんが、4種類の工事現場で活躍するはたらく車が登場し、それらが競い合ったり協力しあったりと、かなり凝ったストーリー性に富んだ絵本でしたよ。
4種類の工事現場で活躍する働く車が登場(某子供向け番組の歌みたい)。その車が子供の遊び場を作ろうとそれぞれの得意技を生かそうと競い合いますが、うまく協調できず、ぐちゃぐちゃ。遊び場を作るためにはどうしたらいいかと話し合い、仕事の順番を決めて取り掛かります。でも、最後だとごねるロードローラー。どうやってなだめるのでしょうか?
息子はそれぞれの得意技を知っているのか分かりませんでしたが、この本で丁寧に説明してくれますよ。それを理解したうえで協調性の大切さ、一番に仕事をするだけがかっこいいわけではないということも教えてくれます。目的に向かって、みんなで協力しあう、働く車系の絵本としては、なかなかの構成だなーとちょっと感心しました。ぜひ、働く車の好き嫌いに関係なく、読んであげたい一冊として読んでみてください。