3歳4ヶ月の息子に読んでやりました。ばすくんシリーズが大好きな息子。廃車になってしまったばすくんのその後です。今回は、雪も降った寒い冬、クリスマスが舞台。ばすくんの中で冬越えをする動物たちのあこがれはクリスマス。サンタさんがやってくるクリスマス。どうやったらサンタさんからプレゼントがもらえるか、それはツリーを作ることと教えてもらいます。早速動物たちなりにツリーを作るのですが・・・。
私たちにとってはちまたにあふれかえるクリスマスツリーですが、動物たちにとって夜でもサンタさんに見える、目立つクリスマスツリーを作ることは至難の業。それを色々な知恵をもって作り上げるところがすばらしいですね。ツリーは動物たちらしさにあふれ、そしてそこにちょっとだけ文明的知恵をその象徴であるばすくんが足すことにより、サンタさんにも見えるツリーが完成。協力しあう喜びみたいなのが伝わってきます。ツリーが好きなお子さんならぜひ読んであげてほしいものです。