なぜか今まで、単に男の子が繰り返し動物とゴシゴシやってるだけの絵本かと思っていました。
なんとなく、「赤ちゃん向けかなあ?」という印象だったのです。
だけど、大好きな林明子さんの絵だし…と読んでみてびっくり!
こういう展開だったとは…子供にも大人にも楽しい、夢いっぱいの物語でした。
まこちゃんが、あひるのプッカとお風呂に入って体を洗い始めたら、かめ、ペンギン、オットセイ、かば、それに大きなくじらまで(!)登場しちゃいました。
まこちゃんの空想の世界なのかな?
挿絵もやはり素晴らしいです。
お湯や湯気や、シャボン玉の質感がとってもよく表されていて、お風呂がとっても気持ち良さそうに見えます。スウェーデン在住の我が家は、残念ながら洋式のバスルームで、洗い場や深いバスタブがないので、日本に帰って、子供と一緒にゆっくりお風呂に浸かりたいな〜と思いました。
結構長い話なのですが、3歳の娘は最初から最後まで集中して聞いていて、とても楽しんだようでした。おすすめです。