お恥ずかしながら、この本は、主人と喧嘩をしてイライラしていたときに、『高い絵本を買ってやれ!!』と、購入したものです。(私にとって高い絵本とは、1000円以上するものです・・・)
いつか必ず購入しよう!、と心に決めていたものではあるのですが(笑) 『もちもちの木』もしかり。
とにかく、『すばらしい』の一言につく絵本です。
美しい絵も、見所の一つでしょうが、それに負けることのない内容。
無駄がなく、方言の温かい、それでいて非常に臨場感のある山姥のしゃべり言葉で始まる物語。3歳の娘には難しい表現もあったので、少しづつ解説をいれつつ読みました。
涙をためて辛抱して、人のためにつくすと、花が咲く・・という内容は、まさに、弟やお友だちとの関わリの中で今、我慢することの練習をしている娘にぴったりでした。
娘も、弟におやつを分けてあげる時、『今、私のお花が咲いたね』と、少しづつではありますが、人に親切にすることの喜びを覚えている様子。
画用紙に『花さき山』をつくって、人に親切にしたときにお花のシールを貼るようにしようか・・・とかんがえました。
とにかく、長く、長く読んであげたい一冊になりました。