3歳10ヶ月の息子に読んでやりました。ホットケーキにかけるはちみつが大好きなので、読んでみました。普通のはちみつの作り方ではありませんが、こんなふうにできてもいいね、というお話です。
川などがなく、雨水をためて飲み水にするしかない森にすむくまたちが森で倒れているいのししに水をあげて助けたところ、お礼に丸いものをもらいました。ボールのような・・・。それで遊んでいたところ、ころころ転がり、とまったところで芽をだし、根が生え、草が育ちます。そして、花が咲くととてもいい香りになり、みつばちがやってくるし、はちみつがそこでなるまでに。くまたちははちみつを採取して、おいしいはちみつを沢山たべることができました。
いのししの恩返しではありませんが、助けてあげることがどれだけ大切かというのを教訓にした絵本ですね。昔話のようです。ストーリーとしてはおもしろいですが、息子の食らいつきかたはイマイチでした。教訓系が苦手なのでしょうか。お花の話が苦手なのでしょうか。たしかにお花が女の子に興味をもたれやすい感じに描かれていたので、あまり興味を示さなかったのかもしれません。女の子には好まれるタイプのイラストではあると思います。