「ニットさん」 ３歳のお子さんに読んだ みんなの声

全ページためしよみで、読ませていただきました。
ニットさんは、なんでも編み物で編んで作ることができます。
まず最初に驚きが、椅子を編みました。
これは、実際、できそう。そして、実際あったら、きっと温かくて、いい座りごこちでしょう。それから先が、すごいのです！

絵本ナビさんのメルマガがきっかけで試し読み、
面白かったので３歳の娘と読もうと図書館から借りてきました。

ニットさんが編み出すのはマフラーや手袋だけではなくて
椅子にお茶にテーブルになんとおうちまで！
恐るべし自給自足！

ネコ、ネコにあげるお魚、
夜にはお月様。
ニットさんの優しい人柄が伝わってくる作品たちです。

編み出したものが全部本物の毛糸で編まれた写真で出来ていて
手作り絵本のような温かみを感じる一冊。

冬の間に、毛糸を買って来て、
「あみもの」を娘に見せてあげるのもいいな。
そう思った一冊でした。

タイトルをみても、表紙をみてもわかるように

毛糸が絵本の中にでてきます。

ところどころ輪郭などは手書きになってるからこそ、

毛糸の部分が活かされていると思います。

風が吹いて寒いからということで

家を毛糸で作る絵があります。

そこから、いろんなものも作ります。

かわいいしましまのねこを編み始めたら、

大きくなりすぎてトラになってしまって驚き！

あわてて糸をほどいているときの

トラの顔とニットさんの顔が最高に笑えました。

作者は女性ではなく男性でした。

男性が作った毛糸の絵本、オススメです。

とても温かみのある本です。ニットの絵にとても感激しました。
編み物を音で表現するとシャカシャカシャカっとなるところが意外というかおもしろいなぁと思います。
とにかくいろんなものを編んでしまいます。とても楽しめる作品です。