3歳11ヶ月の息子に読んでやりました。どんぐりが好きなので読んでやったのですが、意外とストーリーとしては長く、少々息子には集中が続きませんでした。絵本から物語への切り替えの練習?という感じのストーリー展開でしたし、ページ数も多いです。
どんぐりぼうやが風に吹き飛ばされてしまい、どんぐりぼうやを探しにいくお話です。物語らしいというのが、複数のお話が同時並行で走るのです。飛ばされたどんぐりぼうやのお話、どんぐりぼうやを探すために自ら名乗り出るリスのお話、どんぐりぼうやを探すリスに一緒にくっついていくどんぐりぼうやの妹のお話、最低でも3本くらいの伏線があります。しかし、まだ3本のストーリーを同時に頭の中で走らせる余裕はないと見える3歳児。ちょっと困惑していましたね。それだけでも大変なのに、なかなか終わらない絵本に集中切れ。おもしろい本だとは思いましたけど、もう少し大きくならないと、こういう本のおもしろさを理解するのは難しそうですね。絵本の形をしていますが、5歳、6歳くらいの本ではないでしょうか。