新装版 ゆきがやんだら(Gakken)
一面真っ白の雪景色で、心が温まる親子のおはなし
どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)
日本語版刊行30周年♪想いのつよさをくらべっこ♥
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これからの季節、おふとんの中でおやすみの前に読んであげてはいかがでしょうか。 雪が何日も降り続いて、山も畑も真っ白。 キツネの巣穴の中で、寒くておなかを空かした子ギツネと母ギツネ。 子を思う母ギツネが、必死で食べ物をさがします。 幾日も幾日も。 『次のページで、食べ物が見つかりますように』と祈りながら読みました。 子ギツネが衰弱してく様子に「しんじゃうよ。」と、息子。 母ギツネが、食べ物が豊富な季節を思出しているシーンは泣けます。 “のせぎょう”の太鼓の音に母ギツネが近づいていくシーンでは、「おかあさんが、人間に捕まったら大変。早く帰れ〜」と、興奮気味の息子。 最後の子守歌もジーンときます。 タイトルの生きたお話でした。 読み終わって、「おふとんはあったかいね〜」と満足げな様子でした。 絵が、『ごろはちだいみょうじん』の梶山先生で、雪景色の寒々しい山でのキツネ親子の温かいお話にピッタリでした。 4歳の頃の思い出の一冊です。
投稿日:2009/11/16
寒い冬の日。雪に閉ざされた山の中で食べ物がなくおなかをすかせたキツネの親子。そこへ「野施行」という、村を荒らされないようにお稲荷様にお供えをする行事の子供達の声が。大寒の晩に行われるという行事に救われるキツネのお話。子ども達のかけ声「こんこんさまにさしあげそうろう」が気に入った娘です。様々なメッセージが込められた絵本です。成長と共に、気づき、理解できること、またこの絵本から感じることは変わってくると思います。また、このお話を読んであげたいと思いました。
投稿日:2020/09/13
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