おなじみ「やなぎむら」の冬のお話。
今回は皆で協力して温かく冬を越そう!と、「やなぎハウス」
という落ち葉で作った住処をこしらえ、おふとんを探しに行きます。
さむ〜いさむ〜い冬の平原。
枯れ草の色がリアルなので、冬の空気を感じます。
ぴゅーっと唸る北風の声まで聞えてきそう。
そして霜柱の描写が楽しいです。
虫から見たら、こんなふうに巨大な氷の柱なのね!と。
最近、土の地面が少なくて、霜柱を見ることが少なくなりましたが。
息子に「霜柱ってこんななんだよー。今度探そうね」と
言ったりしながら読みました。
お布団として発見した「ががいものたね」も本物を見てみたいな。
小雪の散らつきだしたやなぎむら・・・シンシンと冷えてきます。
さぁさぁガンバレ!虫さんたち!と、
こちらもリアルな寒さに、お布団に肩までくるまりながら
読んでいました。
最後はぽかぽかと温かそうでよかったです。