おだんごみたいに、まん丸な「おだんごぱん」。
「アンパンマン」みたいだね〜、と言って娘と読み進んでいました。
おじいさんからもおばあさんからも、森の動物たちからも逃げ出すおだんごぱん。
「ぼくは誰にも食べられない!」。
そうだ、逃げろ逃げろ〜、とおだんごぱんに感情移入して読んでいると・・・。
ええっ?
衝撃のラスト。
きつねに騙されて、食べられてしまいました。
「おだんごぱん、死んじゃったの?」としょんぼりする娘。
パンは食べられて幸せなんだよ、と無理やりハッピーエンドにすべきか、
きつねは頭がいいね、ときつねを褒めておくべきか、
こざかしい大人の感想は一切言わないほうがいいのか、
なんともコメントに困ってしまいました。
(でも、昔話ってそういうものですよね)