そらまめくんやお友達のえだまめくん達を通して、ともだちとの関わりあいを学べます。
そらまめくんが自分のふわふわのベッドが宝物だから、誰にも貸したくありません。みんなが貸してって言ってるのに貸してあげないものだから、そのベッドがなくなってしまった時にみんなから「ぼくらにベッドをかしてくれなかったばつさ」と言われてしまいます。でも、みんなはそらまめくんがかわいそうになって、自分達のベッドを貸してあげようとしますが・・・。
読んでいると、2歳から4歳位の子供達のいつものやり取りが目に浮かびます。そらまめくんの気持ちの成長が、子供の成長と重なります。
お話もとってもおもしろいし、なかやみわさんの絵がほんわかしていて、そこらへんのいつも目にしている雑草がやさしいタッチで描かれていて好感持てます。