娘が小学生のころ、川で捕まえてきたのを育てていました。
何年もいると、愛着がわいてくるものですね。
甲羅の大きさが15センチ以上になっていました。
この絵本に出てくるかめのこうちゃんは、
うちで飼っていたかめと同じクサガメのこどもです。
日向ぼっこも好きだし、泳ぐのも好き。
そう、日向ぼっこをするのには理由があります。
甲羅干しって言いますが、体温を上げて活動的に動き回るのに
必要なことなのです。
かめは、ひっくり返ると大変です。
首を伸ばして頭を地面につけて、必死に起き上がろうとします。
いつも見ていて大変だな〜って思っていました。
野生のかめには天敵もいます。
でも、すぐに水中に逃げてしまえば大丈夫。
こうちゃんみたいに捕まってしまうのは、まれかなって思います。
あかちゃんたちを、水の中まで連れて行って
逃げ遅れたためですけど・・・
自然の中で生きているかめには、仲間もいっぱいいて、
みんなで仲良く日向ぼっこをする姿を見て、
やっぱりいいなって思います。
自然の中で生きるのが一番いいと思います。
でももし、自分の家にかめがやってきたら・・・
小さい時は、本当に可愛いです。
でも、かめは長生きしますし、大きくもなります。
最後まで命に責任をもって育ててほしい。
この絵本は、こどもたちが、かめの生態や水辺に生きる生き物たちを知るのに
一番わかりやすいお話。
それに、絵も可愛いので、親しみやすく楽しめます。
生き物のことを知るって大切なこと。
小さな命を育めるようなこどもになってほしいと思います。