サリーのこけももつみ」 4歳のお子さんに読んだ みんなの声

サリーのこけももつみ 作・絵:ロバート・マックロスキー
訳:石井 桃子
出版社:岩波書店 岩波書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,870
発行日:1986年5月26日
ISBN:9784001105902
評価スコア 4.6
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  • 母心は人間もクマも同じ

    バスケットにこけももを入れず、ほとんど自分のお口に入れてしまったり、お母さんのバスケットに入れてみたと思ったら、また取り戻そうとして他の実も一緒にわしづかみ。このマイペースで自由気ままな行動が、我が子の行動と重なって見えるのはうちだけではないはず。そして、子供を気にかけつつも、目の前の仕事に注意が行ってしまい、ふと振り返ると子供がいなくなっているという事も、確かにあるある!人間もクマも、同じような気持ちで子育てしてるんだなぁとほのぼのしながら読みました。

    投稿日:2016/03/03

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  • 派手ではないのに

    6歳長女に借りてきたのですが、長女は自分で読んでしまったので、次女に読んであげました。ちょっと文も長めかなと思っていたのですが、絵のスペースがけっこう多めにあり、ページ数があるのに、次女はちゃんと聞いていました。熊のお母さんとサリー、サリーのお母さんと熊の子で分かれちゃった時は「違うよ、違うよー」と一生懸命に絵本に向かって伝えていました。

    カラーいっぱいの派手な絵本ではないんですが、そこが味があってとても良かったです。

    投稿日:2014/03/23

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  • 味わい深い

    • オパーサンさん
    • 30代
    • ママ
    • 福島県
    • 女の子4歳、女の子2歳

    2色刷りの素朴な雰囲気の絵本です。
    こけももつみに出かけたサリーが、夢中になっているうちにお母さんとはぐれてしまいました。
    同じころ、こけももを食べに来た小熊も、お母さん熊とはぐれてしまい、それぞれがお母さんを取り違えてしまったのです。
    実際にそんなことがあったら大騒動ですが、サリーのお母さんの落ち着きと、子どもたちの無邪気さで、とてものどかで静かなおはなしに仕上がっています。
    絵も文章もシックで味わい深い絵本ですが、全体的に淡々としているので、娘は気に入らなかったようです。

    投稿日:2010/05/20

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