上野にある国立科学博物館を訪れた男の子の一日を描いた本です。
現在5歳の息子とも3回行きましたが、
博物館の所蔵品の量や展示の仕方、展示物には、
親子ともども、毎度毎度圧倒されます。
ルーブル美術館ほどではないにしても、
一日ではすべて見学しきれない展示量です。
また、上野駅のホームから見えるロケットの発射台は、
どこから見学できるのか長年の疑問でしたが、
この本で場所を知ることができ、
先月、初めて発射台を見に行くことができました。
というわけで、科博には、
この本を一読してから行くのがオススメ。
外してはならないポイントがわかります。
ほかにも、博物館に行っただけでは知ることができない、
学芸員の仕事や清掃時の様子などもわかります。
学芸員の人は、白衣を着ている印象ですが、
恐竜の骨などにひっかけたりしないように、白衣は禁止なんだそう。
大人も興味を惹かれるような博物館の常識やエピソードもいろいろ紹介されています。