図書館から借りてきて、4歳と9歳の娘たちと読みました。
昼休み、突然親友のてつおに殴られたよしお。
悔しくて情けなくて、放課後、よしおは掃除もせずに一目散に帰宅します。
そして押入れの中の秘密のコックピットへ入り、
「ウチロボ、はっしん!!」
よしながこうたくさんの絵の迫力に圧倒されました。
娘たちは鼻血をボタボタたらしてる絵に衝撃を受けたようで、
最初、かなり黙っていました。
その後の展開にも、黙って本を見つめる2人。
この反撃が空想のものとわかると、ちょっと表情をゆるめてホッとした様子でした。
そしてよしおの、その後の一言。
「本当は自分自身のちからで解決しないと意味がない。」
この部分に、母はぐっときました。
子供どうしのいざこざ。自分の力で乗り切るしかないんですよね。
お話の最後も、「えっ、ここで終わり?!」とちょっと思いましたが、
ちゃんと裏表紙に答えがのっていました。
皆さん、裏表紙も忘れずに見てくださいね(^^)。
うちの娘たちは共感!って感じでもなかったのですが、
両見開きのウチロボ図解にかなり食い付いていました。
よしながさんの絵をかなり堪能したようです。
アリヤマアリロウさんを発見し、親子で興奮しました(笑)。
絵も内容も、ちょっと衝撃的といえば衝撃的なのですが、
私はいろいろと考えさせられました。
どちらかといえば女の子よりも、
高学年男子向きかなと思いました。
なかなか深いお話だなと思いました。