母子ともかがくいひろしさんの作品の大ファンです。
娘にこの本を持ってくると、夏の風物詩達の可愛さと
滑り台のように青空から夏が飛んでくるライブ感に大喜びしました。
わっせ、わっせと一列になって走る彼らの姿には
毎度キャーキャーいって楽しんでいます。
娘は、「はっきよいはたけばしょ」
「まくらのせんにんそこのあなたの巻」をかがくいひろしさんの
作品の中で一番好きだといいますが、私はこの作品が一番好きです。
こんなに、いきいきとした暖かい太陽さんが描けたら
どんなに楽しいだろう。楽しそうなスイカさん、ながしそうめんさんも
みんな素敵。
夏は大好きな季節ではないですが、夏の持つ湿気、匂い、
うだるような暑さ、暑さのかなふっと感じる涼しい風など
「日本の夏」の良いところがぎゅっと詰まっています。
夏をワクワクさせてくれる素晴らしい作品です。