あなはほるもの おっこちるとこ」 5歳のお子さんに読んだ みんなの声

あなはほるもの おっこちるとこ 作:ルース・クラウス
絵:モーリス・センダック
訳:わたなべ しげお
出版社:岩波書店 岩波書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,012
発行日:1979年
ISBN:9784001151404
評価スコア 4.57
評価ランキング 5,785
みんなの声 総数 22
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  • ちいちゃいこどもたちのせつめい

    岩波の子どもの本は、素敵だなあって思う絵本が多いです♪
    こちらもまた!

    挿絵が『かいじゅうたちのいるところ』のセンダック。
    文章が『はなをくんくん』のクラウス。
    っていうだけでもうなんだかわくわくどきどきしてしまいます。

    「ちいちゃい こどもたちの せつめい」と副題がついていますが
    本当に、ちいちゃいこどもたちのせつめいって偉大だなあって
    思います。ついつい忘れていたいろんなことを思い出させて
    くれるのです。
    「ては つなぐために」あったり、「ぼくにやらせてと うえ
    にあげるために」あったり、「あなは ほるもの」だったり。
    「ボタンは からだが さむく ならないように ついている
    もの」だったり、「おひさまは いつ いちにちが はじまる
    か おしえてくれるもの」だったり。

    私はそれこそ、ちいちゃいこどもに戻った気持ちで楽しく
    読んだのですが、娘はそれほどわくわくもしなかったみたいで。
    それはもう、ちいちゃいこどもである娘にしてみたら
    「あなはほるもの おっこちるとこ」なんて、あったりまえじゃん!
    ってな気持ちなのだろうなあって思いますもの。娘が羨ましいわ。

    投稿日:2013/02/05

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  • 子供視線が面白い

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 広島県
    • 男の子12歳、男の子6歳

    絵/モーリス・センダック、文/ルース・クラウスというコンビによる1952年の作品。
    センダックは、1964年の「かいじゅうたちのいるところ」のコールデコット賞を始めとして、他に7冊もオナー賞を含め受賞している稀代の絵本作家。
    クラウスも、「なはをくんくん」「にんじんのたね」といった名作を残しています。

    一回読んで何か違和感を感じました。
    何が言いたいの?という感じで、再度表紙や解説を読んだところ、納得できました。
    ハリエット・ジョンソン保育園の子供達と先生方、ロウェイトン小学校付属幼稚園の子供達とハリエット・S・シャーマン先生、特別に有難うと解説があるように、この絵本は、ルースさんが子どもたちの言葉から編纂した辞典なのです。
    確かに原題の副題は、A first book of 0f first definitionsとありました。

    そう考えると、子供の目線による定義ですから、
    「かいだんは すわるとこ」
    「つつみは なかを のぞくもの」
    なんて発想になるのでしょう。
    中には
    「えんちょうせんせいは、
    とげを
    ぬいてくれるひと」
    なんてものもあって、園長先生も形無しです。

    センダックの単色の絵が、文章の雰囲気の合っているので、この辺りは流石としか言いようがありません。
    クラッシックな作品ですが、この視点は変らず子供に受ける作品だと思います。

    投稿日:2011/08/01

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