図書館から借りてきて娘と読みました。
古い版(昭和56年)だったようで、絵が長尾みのるさんだったの
ですが、内容は同じ・・ということでこちらにレビューを書かせて
いただきます。
筒井康隆さんがこんなに小さい子ども向けのお話を書いていたとは
知りませんでした。「作者よりママへ」のところで「ファンタジィ
ですから、センス・オブ・ワンダーを強調し、後半はスリルと
スピード感をもりあげて読んであげてください」と書かれているのを
読み終えた後、気づきましたが、もちろん筒井さんの意図する通りに
読んだ自信がある私です(笑)。つい勝手に読み手が盛り上がって
しまっていいんだか悩むこともありますが。。
娘は「ジャングルめがねなんてないよお」なんてはじめは言って
いましたが、お話が楽しくぐいぐい惹き付けるものだったため
途中からはジャングルめがねありきで聴いていたように思います。
おかあさんやお友達がほんとはなんの動物なのか、私と一緒に
当てっこしてみたり♪おかあさんが、たてじまのしまうまって
笑っちゃいました。たまたま娘は横縞のスパッツをはいていたので
「ゆうたんはしまうまだね」なんて言ってみたり。
くろひょうとわしの攻防にはどきどきしましたが、ジャングルめがねの
おかげで一件落着!
今度、こっそりジャングルめがねを作って置いておこうかな、なんて
思っています。