この絵本はピーマン村のシリーズです。
「おおきくなるっていうことは ○○○○○○ってこと」
と、おおきくなるっていうことがどんなことなのかを、園長先生が教えてくれます。
前からこの絵本のことは知っていましたが、まだ早いと思って読んでいませんでした。
年長さんになり、そのことをすごく喜んでいたので、この本を読んであげるのにちょうど良い時期になったと思って図書館で借りてきました。
リズムのある繰り返しの文章と、分かりやすく可愛いイラストで、おおきくなるってこういうことなんだと、子どもにもよくわかります。
「おおきくなるっていうことは あんまりなかないってこと」と書かれているページがあります。
これは、いつもおじいちゃんに言われていることです。
「おおきくなるっていうことは じぶんよりもちいさなひとがおおくなるってこと」
「おおきくなるっていうことは ちいさなひとにやさしくなれるってこと」
というのが私は好きで、娘にもそうなって欲しいと思っています。
「おおきくなるってことは そういうこと」と園長先生に言われた子どもたちの誇らしげな顔も印象的でした。
最後は園長先生が「またひとつ おおきくなった おめでとう みんな」と絵本を読んでいる子どもたちに言っています。
子どもにもわかりやすく、大きくなるって素敵なことなんだよって、教えてくれる絵本です。