『ぐりとぐら』のやまわきさんが挿絵を描いていますので、娘は
とっつきやすかったと思います(私が読んであげる前に自分で読んで
いました)。
そうして「このおいしゃさん達は、きっとぐりとぐらのおとうさんと
おかあさんだよね」と言っていました。
雪降る真夜中、診察に向かうねずみのおいしゃさん・・大変です。
と思ったらもう雪に埋もれて進むこともできなくなってしまいました。
運よくかえるさん達のおうちがよかったね。勝手におうちに入って
いって、勝手に休んでしまって、朝までぐっすり・・というところが
おおらかで笑ってしまいました。
「そとではたくさんのひとがねないでしごとをしているというのに」
どろぼうだってねないでしごとをしているというのにね(笑)。
おおらかなのはねずみのおいしゃさんに限ったことではありません。
「ぼうやがねつをだして」と電話してきたりすさんのおうちでも
「朝になって来るなんて!」と怒ることは全くなくって。
やっぱりおおらかな空気が流れているように思うのです。
私もそんな風におおらかに子育てができたらいいなあ。
ねずみのおいしゃさんのおうちには植物がたくさん!で素敵です。
確かやまわきさんなかがわさんのおうちにも植物がいつも飾られて
いた、と読んだことがあります。育ってきた素敵な環境が絵本作りの
中にも生かされているのだなあ、いいなあって思いました。