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きつねとねずみ」 5歳のお子さんに読んだ みんなの声

きつねとねずみ 作:ビターリー・V・ビアンキ
絵:山田 三郎
訳:内田 莉莎子
出版社:福音館書店
税込価格:\1,100
発行日:1967年03月
ISBN:9784834000962
評価スコア 4.49
評価ランキング 10,573
みんなの声 総数 40
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5歳のお子さんに読んだ みんなの声から

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  • 絵を見ただけで

    • まことあつさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子7歳、男の子5歳

    お勧めされていたので読んでみました。
    すると、どこかで読んだ気が・・・、
    半年前に借りて読んでいました。
    でもそのときは、さらっと読んでしまいましたが、
    今回読んだときは、5歳児がはまり、
    何度も「読んで」と、言ってきました。

    お話も面白いし、
    なにより、絵を見ただけで、
    状況がわかるので、
    小さい子にも受けるのでしょうね。

    くどくどと長くなく、
    短い言葉で、リズムがいいのも
    読んでいても聞いていても心地いいです。

    投稿日:2020/08/12

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  • 2匹のやりとりが面白い

    • みちんさんさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子4歳、女の子2歳

    くうものとくわれるもの。
    きつねとねずみのやりとりがおもしろい絵本です。
    きつね、問答している間にさっさとねずみにくいつけばいいのに(?)。
    リアルな絵だけれどどこかとぼけたところがあって、ユーモアがあって読みやすいです。
    子供もけっこう気に入っています。

    投稿日:2016/05/26

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  • 短いながら楽しめるストーリー

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 広島県
    • 男の子12歳、男の子6歳

    1967年初版の作品。
    作のビターリー・バレンチノビチ・ビアンキは、ロシア帝国時代のサンクトペテルブルクに生まれ。
    1923年に「森の小さな家」でデビューし、ロシアの野山を舞台にした動物文学を著しています。
    同じジャンルで活躍したことから、アメリカのシートンと並び称され、著書は200冊を超えるとのこと。
    ビアンキの作品は、日本では戦後に数十冊が紹介されたようですが、この作品は現在入手可能な数少ない作品の1つとなっています。

    そのビアンキの作に、日本の山田三郎さんが絵を挿入したものですが、このコラボは絶品です。
    全部で見開きで9シーンしかないのですが、起承転結がしっかりしていているので、読み物としても満足できるもの。
    その、きつねとねずみの会話のやり取りが、何とも面白い。
    化かしあいとも言えるのですが、いつも一枚上手のねずみにしてやられてしまうきつねが、可愛そうでもあり、憎めません。
    また、その絵が、巣穴の断面図を描いていて、実に斬新なもの。
    きつねとねずみの立ち位置が一目瞭然で、これなら、子供にも分かり易く説明が出来ると思います。
    特に最後、横穴から逃げたねずみと、巣穴を掘って落ちたきつねの絵図は、その躍動感もあって見事としか言いようがありません。

    文、絵、構成とも申し分なしの、高い水準の絵本です。
    文章量が多くないので、入園前のお子さんでも充分楽しめる作品として、超オススメです。

    投稿日:2012/02/26

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  • 絵が素敵

    • 土筆さん
    • 30代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子5歳、女の子2歳

    5歳と2歳の子供達に読みました。
    殆どがきつねとねずみの会話で、話が短くわかりやすいので、2歳の子でも十分に楽しめました。
    上品な絵は大人も楽しめるかと思います。

    投稿日:2011/02/26

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  • うちの子はきつね派です。

    • レースさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 男の子8歳、男の子5歳

     「おい、ねずみ。ねずみ。なんだって〜〜〜だい?」「おあいにくさま。」などと、繰り返されるきつねとねずみのやりとりがおもしろいです。
     今では、「なんだって」とか「おあいにくさま」だなんて、日常会話では使いませんけど、それがかえって子どもには新鮮に聞こえたようです。時々思い出したかのように「読んで」と言われます。

     自分自身も幼稚園のときに読んで、夢中になって絵を眺めていた記憶があります。ねずみの巣穴も魅力的ですが、もぐらやトカゲなどほかの動物の巣穴にも興味深々でした。巣穴が崩れ落ちて、きつねが落ちそうにになっている絵も、よく眺めてました。

     この本を読んで、ねずみを応援する子どもが多いみたいですが、うちの子は、きつねのほうを応援していました。最初のシーンと最後のシーンのところで、「きつねはここでねずみをつかまえたらいいのに〜」とじれったそうに言っていましたから。

    投稿日:2010/11/05

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  • 断面図が楽しい

    • オパーサンさん
    • 30代
    • ママ
    • 福島県
    • 女の子4歳、女の子2歳

    絵も文章も、とてもシンプル。
    派手さはないですが、誰にでも安心して読める感じです。
    ねずみを食べたいきつねと、もちろん食べられたくないねずみの知恵比べ。
    実際にはかなり緊迫した状況ですが、なんとなくのんびりとした雰囲気が漂っています。
    リズミカルで品の良い訳文のせいかな。
    娘が喜んだのは、ねずみの巣穴の断面図。
    普段見えないものが見えるって、やっぱりワクワクしますもんね。

    投稿日:2010/11/03

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