中学生のころ、「スイヘ〜リーベボクノフネ…」と丸々覚え、
元素とは何ぞやを理解しないままでも理科の成績は優秀でした。
でも、高校に行った途端に化学が理解不能になりました。
元素とは何ぞやを知らずに、高校の科学は乗りきれないのだと、
この本を見てハッキリとわかりました。
中学生のころ、この本に出会っていたら、
化学を楽しく学ぶことができていただろうにと
後悔の念に襲われるほどです。
化学ができなかったことで、高校時代どれほどつらい思いをしたか、
悪夢のように蘇ってきました。
子どもにはこんな思いをさせたくない。
学ぶことが楽しいと思えるような子育てをしていきたいと思っています。
そのために、我が家にこの本は不可欠です。
ダイアモンドのページで、
ダイアモンドは、誰もが認めるような美しいものでもなければ、
その輝きは永遠でもないし、
最強でもないと書いてありました。
ダイアモンドより固いものはあるし、
そもそも炭素だから、劣化もするみたい。
美の基準なんて人それぞれでいいことだし。
そういったデマは、デビアス社が広めたんだそうです。
世界のダイアモンドのほとんどをデビアス社が買い占めていて、
価格を牛耳っている。
デビアスがなければ、ダイアモンドの価格は1/10くらいに下がるんだって。
化学は苦手でも、まずはわかりやすいそんなところから拾い読みしてみても楽しいですよ。
美しいだけでなく、内容もおもしろいです!