比較的お片付けの好きな娘には、とっても共感できる絵本だったようです。「ななちゃんと似てるでしょ?」とちょっと得意顔の娘。共感できるからこそ、「ちゃんとお片付けしてたのに、おもちゃに文句言われたのがかわいそうだったな。」と…。でもお片付けの極意がよく理解できたようで、絵本を読んだ後は、お片付けがもっと早く、丁寧にできるようになっていてびっくりしました。おもちゃを仲間同士に分けるイラストのページでは、おもちゃの分類が間違っていないか、よ〜く観察している姿にクスッ。なるほど、おもちゃの分類が間違っているものがあって、読んでいる子どもが間違い探しもできてしまう仕掛けがあっても面白かったのかな…と、子どもの姿を見ながら思いました。
おもちゃにも「かえりたいおうちがある」という表現は、子どもにもわかりやすく、「片付けなさい!」というより、よっぽど素敵な言葉です。これからも親子で楽しくお片付けができそうです。絵本の最後、お片付け三原則が書かれた鈴木尚子さんの文章も、とっても役に立ちました。必読です!