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うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 海のいきもの

うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 海のいきもの (小学館集英社プロダクション)

お子さまの塗ったぬりえが、アニメーションになる!フランス生まれの画期的なぬりえシリーズ!

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おすのつぼにすんでいたおばあさん」 6歳のお子さんに読んだ みんなの声

おすのつぼにすんでいたおばあさん 作:ルーマー・ゴッデン
絵・訳:なかがわ ちひろ
出版社:徳間書店 徳間書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,320
発行日:2001年05月28日
ISBN:9784198613600
評価スコア 4.85
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みんなの声 総数 19
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6歳のお子さんに読んだ みんなの声から

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  • 人間の欲って・・・

    • ムスカンさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子6歳、女の子1歳

    おすのつぼにすんでいたおばあさん

    とっても善良なおばあさんが、助けた魚に望みをなんでもかなえてあげるといわれ、
    大変恐縮しながらも、
    最初は夕食を、
    次に家を、と、どんどんお願いしていくお話。

    「金の魚」に似てるけど、こっちの話のおばあさんは善良そうだし、
    魚にも遠慮がちにお願いしてるし、
    大丈夫よね・・・?

    と思いながら読み進めていったけど、
    あれあれ、なんか危ない雰囲気。

    息子の方もだんだん気付いてきたみたいで、
    「おばあさんきっとこの願いで満足しないよ」とコメント。

    そして私たちの悲しい予想通り、
    最初のおばあさんの態度からは想像もできなくらい、
    ごうつくばりの欲張りばあさんに。
    しかも可愛がってた猫のモルトまで引っぱたく始末!

    あ〜
    やっぱこうきたか。
    人間上をみたらキリがないね。

    ため息で終わるかと思いきや、
    最後は魚にあやまり、善良さを取り戻したおばあさん。
    なんとか後味悪い終わりから逃れられて、ほっとした私たちでした。

    あとがきに、「今ある幸せを幸せと感じることができる人が果たしてどのくらいいるだろう」とありましたが、
    ほんとにそうだな、と。
    上を見てもキリがない。
    上を見て努力することは大切だけど、
    今の幸せは感謝しながら生きていかないといけないな、とも、
    オトナとして考えさせられた一冊でした。

    投稿日:2012/11/29

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    2
  • わが家がいちばん♪

    • ランタナさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 男の子8歳、男の子6歳

    題名が気になって手にとりました。
    魔法でお酢のつぼに閉じ込められるお話かと予想したのですが、
    「おすのつぼ」は、元々ホップの乾燥所だった、お酢の壺に似ている形の「家」でした!

    小さな家で、猫のモルトとつましい暮らしをしていたおばあさん。
    ある日、逃がしてあげた小さなさかなが実は「王」で
    「のぞみをすべてかなえてあげましょう」と言われて・・・。

    おばあさんが、どんどん強欲になり、
    小さな魚への言葉遣いが横柄になっていく様子が、定番の展開ながらも妙にリアルで、引き込まれます。
    優しく謙虚なおばあさんを思い出し
    「あれはきのう・・・、つい、きのうのことです。」と嘆く、
    魚の言葉が印象的でした。

    欲張りすぎてせっかく得たものを失う、という昔話はよくありますが、
    失ったおかげで、おばあさんが元の優しさを取り戻すことができたのが、このお話の嬉しいところ。
    控えめなおばあさんの最後のお願いも微笑ましかったです。
    揺るがない、猫のモルトの存在がいい味だしていて、
    自分に与えられている、ささやかな幸せに思いを馳せつつ、読み終えました。

    優しい雰囲気の絵も楽しく、先が気になるお話で
    小1の次男も夢中・・・長いのですが、一気に読み聞かせました。
    作者の家で語り継がれてきた昔話を元に本にした、というまえがきに納得。
    小学生のお子さんにおすすめの作品です。

    投稿日:2012/05/07

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    0
  • 謙虚であれ

    • ちょてぃさん
    • 30代
    • ママ
    • 静岡県
    • 女の子10歳、女の子6歳

    人間のあり方、心のあり方について、考えさせられました。一度に読み聞かせするのには、1時間近く要しましたが、おもしろくて、一気に読み聞かせしました。こどもも、話の世界に入り込んで聞いていました。人間とは、欲深い生き物ですが、謙虚に生きることの大切さを学べました。

    投稿日:2012/03/06

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    0
  • 腹八分

    • クマトラさん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子6歳、男の子1歳

    控えめなおばあさんが、小さな魚が次々願いを叶えてくれるうち、
    欲に溺れて業突張りになったのを後悔するお話です。

    反省しながらも、おばあさんがどうしても失いたくない願いだけは
    主張したあたり、おかしかったです。
    訳者の「これでじゅうぶんと心から言える幸福」って忘れがちですが、
    恩を仇で返されても罰だけを与えなかった魚によっておばあさんも
    本当の幸せを知ったのでは…?
    便利さと豊かさを得ていく人間が幸せの指標を狂わせているコトで、
    お話の中のネコのように困惑してるものはたくさんいそうですね。

    投稿日:2010/05/14

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  • おもしろかった!

    息子が図書館から借りてきた本なんですが
    “おすのつぼ”と言うところがなんだろうと思って
    読みたくなり、読んでみました。おすのつぼというのは
    ビールの材料のホップを乾かすための乾燥所のことだろうと
    言うことで、それが、お酢を作るのに使われた石のつぼと
    良く似ていたので“おすのつぼ”と呼ばれるようになったのだろう。
    と、添え書きされていました。

    どこかで聞いた事のあるパターンのお話しですが、
    貧しくても満足してくらしていたおばあさんが、
    小さな魚を助けた事から、実は湖の王であったその魚に
    望みは何でもかなえてくれると言われる。
    昔話にありがちな3つの望み的な話しは良く聞くけど
    何でも叶う!ってところは、息子も惹かれたようですが
    私もおばあさんと同じような立場になったら何を頼もうか?と
    考えるだけでワクワクしました。
    また、息子も長いお話しにもかかわらず、
    リアリティーがあふれるおはなしが、ありがちなお話しだな〜
    って感じることなく一気に読むことができたようです。
    遠慮がちなおばあさんの様子にも共感できるし、
    そのおばあさんがだんだん欲深くなっていく様子にも共感できる。
    ゆめのような、ゆめでないような微妙なところが
    とてもおもしろかったです。
    そして、脇役のおばあさんが飼ってる猫のモルトが
    いろいろなものが変化してもながされないぞ!といった
    表情を浮かべたり、態度をとるところも、お話しを盛り上げる
    スパイスの一つになってていい雰囲気を出してました。

    投稿日:2008/10/11

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