「にゃんのてがみ わんのてがみ」 ６歳のお子さんに読んだ みんなの声

猫と犬が文字を書くわけ…ないよね？！６歳娘がパパに読んでもらっていたのですが、文字を書くわけないけど、絵本の中だと自由です。ニャンとワンは人間に気持ちを伝えられるいい道具を手に入れましたね！いもとさんよ優しい絵にも癒される一冊です。

ひらがなの練習を始めたばかりの男の子のお話です。
始めたばかりなのに、すでに飽き飽きモードでお昼寝･･･。
すると、寝ているあいだに、にゃんとわんから手紙が届いていました！

ただ「練習しなさい」よりも、ずっと効果がある方法ですね。
自分より下だと思ってる相手への闘争心は、子どもを動かします。
相手はネコとイヌ。
夢があっていいです♪面白い！！

そして、（たぶん）お母さんの仕業ということを明記していないのが、尚いいです。
だから、うちの娘は信じてると思います。
『にゃんとわんからのてがみ』だって☆
まけないようにがんばらないとね！

字の練習をはじめたおこさまにぴったりの一冊だと思います。
字を書くことを自分からすすんでやる子はいいんですけど、なかなかやる気を出してくれない子もいますよね。そんなときにこの本を読めば、なんだかやる気が出てきそう。
いもとようこさんの絵はいつもほんわか。やさしい気分にさせてくれます。字を書くことが単なる勉強ではなく、コミュニケーションのツールとして心と心をつなぐすてきなもの！っていうイメージを、子どもたちに植え付けてくれているようでした。

いもとようこさんの絵が好きなので、読んだことのない絵本はとりあえず読みます。
この絵本もそうで、読んでみたら絵にぴったりのほのぼのとしたおはなし。
ねこちゃんやわんちゃんから手紙が届くなんて、なんて楽しいのでしょう。私も子供が小さいときに、こんなことをやってみたかったなと思いました。
今度一年生になるくらいの子にぴったりではないでしょうか。