戦争について学校で習うだけでなく、いつか私からも伝えなければと思っています。
そのために私が様々なツールや人脈から、心に感ずる部分をたくさん受け取ろうと考えていて、そんな日常の思考でなんとなく借りたものでした。
一人で読もうと思って。
そしたら。娘が読んでと持って来ちゃった。
なので戦争と正面から向き合うのはお初です。
曾祖母の頃から時代を追って私や旦那の年代へ移り変わるはらっぱの定点観測。
なにげに興味津々の娘。集団疎開などは普段の生活で聞きかじっていただろうけど、まだまだどこそこは悪い国、そんな単純な感想で、やっぱりまだまだ早かった。
けれど爆撃によって焼け野原になった所はよく響いたようで、というか予想外に何も無くなったようで、呆然としていました。
『アンナのあかいオーバー』で、戦後物が無く物々交換が行われていた様子を読んでいたので、真っ直ぐ頭に入ったようです。
恐怖感を伴わず直球で受け止めた娘に、私とは違うなぁ。私の頃より早く伝えられるかなとも。
また原っぱを通して時代や町の移り変わりがおもしろかったようです。細かに追っていけるのも楽しさでしょうか。
私は右の片隅に書かれた文章で、知らなかったこともあり、戦争だけでなく時代の移り変わりとして、私にも響いてきました。