夏休み、つよしとけんたとお姉さんが、
地球を掘り、ケンタッキー州を目指す荒唐無稽なお話。
年長の息子には難しいかなと思いましたが、
絵本を少しずつ回転して読む珍しさと
陽気な絵とお話、英語でのやりとりがえらく気にいってしまいました。
何度も読むうち、マントルって何?ケンタッキー州って本当にあるの?と言いだし
地球の内部構造の絵を見せたり、地球儀を一緒に見たり。
「こう掘れば、オレもケンタッキーに行ける?」
「いやいや!遠いよ〜」
「じゃ、こっちに掘って、中国ならなんとかなる?」
「いやいや!!あのね・・・」
確かに、この計画、一瞬まっとうな気がしちゃうけど、ハチャメチャです。
シャベルだけで、ケンタッキーまで掘るって言っているのに、
ご両親は賛成しちゃっていいの?!
アメリカに着いたら、現地の人の会話が英語なのもおかしかったです。
英文にはルビのように和訳がついていて、私は英語で読んだ後、和訳も連続して読みました。
息子相手だし、この際、発音は・・・ね!
小学校中学年位のお子さんから、頭の固くなってきた大人の方におすすめです。
ただ、あれこれ調べるのも楽しかったので
もっと小さなお子さんでも、興味を持ったら、ぜひお試しください!
(表紙にはあのうえきばちがありますよ)