息子に読んでいて、涙をこらえるのに苦労しました。
私もこどもの頃ぬいぐるみが大好きで、どのこも大切な存在でしたから。
確かに本物のうさぎでも犬でもないし、動いたり話したりはしないけど…
でもこどもの私にとっては『ほんもの』だったんです。
今は、このぼうやのようにお金持ち(?たぶん…)の家でなくても、
物があふれている時代。
おもちゃも次から次へと増えていきます。
そんな中で、物を大切にする気持ちを持ってもらいたいなぁと思い、
この本を選んで、読んであげました。
息子もしんみりした顔で聞いていました。
彼なりに何かを感じていたようです。
とても素敵な絵に、心が温かくなるお話。
ずっと手元に置いておきたくなるような本です。