ふしぎな はこ(評論社)
箱のなかにはいっているのは?!
世界の国からいただきます!(徳間書店)
世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!
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戦争を追われて よその国に行き貧しいながらも 生き抜いたという作者の自伝絵本です。 食べるものもないのに お父さんはある日ちずを買ってきました。 同居している夫婦は食事をしているのに 地図を買ってきてしまったせいで その日の食事はなく怒るのです。 でもその地図が少年にもたらしたのは 素晴らしく強い生きる力でした。 地図の前で様々な国を想像し地図に入っていくような どこにでも行けるようななんでも食べれるような すてきな空想の旅をもらたしたのです。 お父さんは本当に素敵なものを買ってきました。 私たちは貧しさをしらない時代に生まれ 何不自由なく生活してます。 でもそこにこの少年のような強い生きる力はあるでしょうか? 豊かであることに安心しものにあふれることに慣れてしまっている 日常をすこし反省しながら読みました
投稿日:2014/10/17
人間は、食物がなければ生きていけません。食べることに不自由をしたことのない私達には、わかりにくいことだけれど、そんな境地に立った時でも、それより大切なものもあるのだと、いうことを教えられました。 作者の実体験を基にしたお話で、大人のわたしも読み入ってしまいました。この作者のお父さんがしてくれたように、こどもへ与えるものの選択の重みを考えさせられました。
投稿日:2013/04/04
ある日、わずかなお金でお父さんが買ってきたのは、パンじゃなくて 大きな地図だった。地図は食べられない。おなかをすかしたぼくはお父さんに腹をたてた。でも、壁に貼られた地図を毎日ながめていると、 狭い部屋から飛び出して、想像の世界で自由に旅を愉しんでいるぼくがいた。戦争の悲しみやひもじさを感じることも日常ではほとんどないけれど、絵本を閉じた時、確かに子どもの心になにか人生でたいせつなものをこの本は伝えているように感じた。地図の色がきれい。
投稿日:2010/02/05
ユリ・シュルビッツの自伝的絵本ということで前から読んでみたかった作品です。 戦争は戦争の時だけが悲惨で苦しいだけでなく、復興期と言われる戦後の時代も苦しいということが伝わってきます。 食べるものもなくお金もなくひもじい生活を送る中、父が買って来たのは一枚の地図。 実際的な人ならとても思いつきそうにもないこのお買いもの。 ひもじくても貧しくても、心が豊かであることは何物にも代えがたい、そして想像することで世界が広がる素晴らしさを感じました。 大人も読んでもらいたい本です。
投稿日:2009/08/30
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