恐竜ファンの7歳の息子と読みました。
空飛ぶ恐竜、プテラノドン達に、
たまご泥棒と勘違いされた気の毒なビックホーン達。
完全に冤罪なのですが、興奮したプテラノドン達に訴えても、
聞く耳を持ちません。
実際に7000万年前の恐竜の世界にも、
こういう冤罪事件ってあったのかな・・・。
なんて思いながら読み進めていくと、
ビックホーン達を犯人だと決め付けたプテラノドン達、
こんどは石やらタコやらを空の上から投げつけてきます。
本当にこういう攻撃形態があったのだろうか!?
とてもじゃないけど太刀打ちできない。
思わず手に汗握ります。
それにしてもプテラノドンの大群が攻撃してくる姿は
とっても圧巻です。
鳴き声まで聞こえてきそう!
私も息子も瞬時に7000万年前にタイムスリップです。
そんな本編もさることながら、私と息子の注目キャラは、
今回チョイ役のオビラプトル。
「たまごどろぼう」っていう意味があるそうですが、
実はこの名前も冤罪の説があると巻末のあとがきで知りました。
一生懸命自分のタマゴを孵していただけかもしれないのに、
何千万年後まで、そんな不名誉な名前が通ってしまうなんて、
ちょっとかわいそうですね。