にんきものシリーズ4巻目。いよいよ最終巻です!
けいた→こまつくん(キンキン)→かなえ・・・と、1巻毎に主役が代わり、今回は、男子のアイドル・女子の嫌われ者のきさらぎさん。
あはは。小学4年生で、こんな子がいたら、お目にかかってみたいわ〜というくらいの極端に個性的なキャラですが・・・
彼女の立場で書かれたストーリーを読むと、「魔性の女」を目指すのも、色々苦労があるのね〜と、同情したくなります。
家庭の事情で、そうならざるを得なかった下りは、大人には、けっこうズキンときます。
でも、こんなきさらぎさんでも、普通に恋をして悩んだり、衝動的な行動をしたり・・・なんだか、後半は、かわいく思えて応援したくなります。
そんな女心を知らずに、最初から最後まで、のほほんとしたキンキンのキャラがいい味出してます(笑)。
要するに、男の子より、女の子の方が、大人なんですよね〜!
実際に、年頃の男女中学生を持つ母には、よ〜くわかります。
でも、なぜか、小2の次女がはまってるシリーズなんですけどね。
今後も、森絵都さん&武田美穂子さんコンビで、どんどん児童書出してほしいです♪(母もはまりました。爆)