もうなかないよ、クリズラ(冨山房)
ふしぎな はこ(評論社)
箱のなかにはいっているのは?!
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クリスマスの絵本ということで、図書館から借りてきたのですが、姪っ子に読んであげていたらビロードのうさぎに感情移入しちゃって、目に涙がたまってしまいました。 男の子が大事にしているビロードのうさぎは、男の子のことが大好きでたまらない。でも男の子が病気になって、男の子の持っている玩具はぜんぶ処分されることになる。そんなとき奇跡が。。。 この絵本の中には、男の子の病気が重くて、死を感じられるし、それに玩具の処分で玩具としての死も感じられる。私の無意識世界にびんびん死と生との交互の再生が伝わって、心を揺らします。無意識世界のかなり怖い領域までつっこんだ絵本だと思います。この絵本は怖いけど傑作です。
投稿日:2008/12/12
絵がすばらしいだけでなく、名作と言われる話をぐっと伝わる内容で描かれた一冊です。あたたかい、なつかしい絵とともに、うさぎとも、ぼうやとも、大人とも共感できる一冊です。 娘も何度も読み返し、お気に入りになっています。 もう一人で絵本なんて読めますが、久々に枕もとで読み聞かせたくなりました。 ぼうやがうさぎを大切にする気持ち、 うさぎが、ほんものを考える気持ち、 大人の冷たい言葉の端々が、現実とシンクロし、重ねながら読めました。 最後には、心に何か残ります。
投稿日:2011/09/26
人気のある本とは知っていたものの、手に取る機会がなかった絵本ですが、立ち読みして感動し、即購入しました。 ぬいぐるみのうさぎの目線で物語は進行します。 小さな男の子に大切にされて幸せに暮らしていたうさぎに、とうとう別れの時が…。 ラスト、どうなることかと切なくて泣きそうになりますが、妖精の魔法で救われ、ホッとします。 表紙は暗い色使いですが、中にはきれいな風景なども登場し、絵画的なタッチで素敵です。 娘の2年生のクラスで読み聞かせしたら、皆静かに聞き入っていました。一般的な幼児向けよりはお話が長めなので、2年生くらいになればちょうどよく理解できるかと思います。 大人も懐かしく、じんわり感動できるくらいなので、高学年以上にもお勧めできます。
投稿日:2011/01/28
「給食番長」「あなたがとってもかわいい」と共にこれも、次女の8歳の誕生日会で読みました。(なんとまあ、3冊3様の選書でしょう?!爆) 子どもの頃、岩波の「スザンナのお人形/ビロードうさぎ」を持っていて、読んだことはあったのだけど・・・ 酒井駒子さんの美しい絵と訳は、ちょっぴりせつないストーリーにぴったりで、読んでいる自分も、聞いている子どもたちや夫も、惹き込まれていくのがわかりました。 ぼうやとうさぎが、本物の友達になっていくシーンは、どれも素敵で温かく、お別れのシーンはせつなくて涙がこぼれそうになりました。 ちょっと意外なラストシーン(昔読んだストーリーも、はっきりは覚えてなかったので・・・)は、ええ、本当にこれでよかったのだろうか?との気持ちもなくはないのですが・・・我が家では「本物の兎=パンダ君」を飼ってることもあり、きっと、ビロードのうさぎも、ぼうやも、幸せな記憶を心の奥にしまいながら、それぞれの道を生きていくんだろうな〜と思えます。 クリスマスの影の名作ですね♪ さっそく、リビングに飾ります。 今週と来週に、3年生、4年生、5年生に読んでこようかなと思います。
投稿日:2008/12/01
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