「おにの子あかたろうのほん」の2作目です。
1作目の「あかたろう123の345」がすごくよかったので、シリーズ他のも読んでみたいな〜と思っていたところ、お正月に夫の実家の近くの古本屋さんで見つけて、即買いでした〜。
節分が近づいたので、次女に読んでみました。
はらっぱに集まった、なかよし4人組のおにの子たち。
みどり、きいろ、あお、あか。
体の色が違うよ!でも、どうして?!
「わたしたち みどりおには、みどりの〜からとびだしてきたのよ。」
・・・と、それぞれ、自分たちが生まれたわけを話します。
そのたびに、「へえー、すごいんだね。」と、素直に称賛する子鬼たち。
でも、赤おにのあかたろうは・・・???
絵もストーリーもとってもかわいらしくてほのぼのしています♪
小さい子向けの絵本で、難しいことは何もかいてないのに、「みんな違うけれど、それぞれすごいところを持っているんだよ!それを、素直に認めて褒め合える友達って素敵だね!」と、深〜いメッセージが伝わってきます。
さらに、好きな色や、生まれた時のこと、名前の由来など・・・少し大きくなった子に読んでも、会話が広がります。
きたやまようこさんって、ほんとうにすごい!!!
3作目の「つのはなんにもならないか」も、ぜひ読んでみたいです。