子どもたちが大好きなどんぐりの絵本です。
どんぐりのぼうしやさん、という発想がまず素敵☆
でも、なかなか売れず、都会のまちへ売りに出かけますが・・・
「一つあれば十分」「穴もあいてないし」「あんまりいいものがないね」など、意外とシビアな反応に、読み聞かせながら子どももビックリ!
でも、商売って実はすごく難しい。色々とアイデアや工夫を凝らしたり、ワクワクする物を作る大切さを、この絵本を通して知ることができました。
一生懸命作ったワクワクぼうしがズラリと並んだページは、見ていてとても楽しかったです。
子どもと一緒に「この帽子カワイイ」、「これが素敵!」などと、指さしながら読みました。
集めた材料がどんな帽子になって、どんなお客さんが買って行ったのか、目で追うのも楽しかったです。要らなくなったものも、こんな素敵な帽子になるなんて、まさにエコ!
この絵本の楽しさは、お話だけでなく、表紙見返しや新聞の付録など随所に見られて、まさに絵本まるごと楽しめるのがいいですね。
間違い探しや、村のみんながどこに出てくるか探してみるのも、子どもと一緒に読み聞かせながら楽しめました。