ネットの本屋のリスト情報を見ていて、この絵本が目にとまったので、探してきました。
エロール・ル・カイン(絵)、ジルベルトの会(訳)?「ジルベルトの会」って、なんだろう?と、思って裏表紙をみると、なんと杉並区にある子どもと本のためのボランティア団体の名前でした。
その方たちがこの絵本を見つけて(たぶん原書で)、とても素敵な作品。ということで、訳をなさったようです。で、この後書きを読むと、私が知らなかっただけで、この絵本はたくさんの人たちに愛されているんだ〜。と、思ったら、ナビではお1人しか感想を書いていなくて、2度びっくり。
人気のある本とかも、地域性があるのかもしれませんね。
主人公のアルフィが、まだ幼稚園か小学校の低学年くらいなので、読んであげるなら、幼稚園くらいから中学年くらいがいいかなと、思いました。
高学年になっても「夜がこわい」とか「暗いとこがこわい」という子はかなり少なくなると思うので。
お話の発想がとても素敵で、「あぁ、暗闇」ってモノがこういうモノならこわくないと思えるロマンのある話でした。
ですが、どちらかというとお話ではなく、エロールさんのイラストが怖いところがありました。
主人公のアルフィのド・アップ!
そう、くらやみ君の問題に答えたアルフィが、返事を要求しているシーンです。他のページはとっても素敵なイラストだっただけに、もし、私が小さい子だったら、「この顔」が怖くて、この絵本を好きになれないかも〜。と考えてしまいました。
うちの子は「この怖い顔のところが、ウケるかも」と、言っていましたけど。