ある日、ムーミンは自分のたからものについて考えていました。
ママ、パパ、スナフキン、スノークのおじょうさん、ヘムレンさん、スニフ、ミイもみんな自分のたからものを持っているからです。
そこでムーミンは自分のたからものを探しに行き、たくさんの素敵なたからものを次から次へと見つけるのですが、どれもこれもみんなにあげたら喜びそうなものばかりです。
(ここの繰り返しは、子供と一緒にクスっと笑えます。)
結局両手に抱えられないほどの、みんなへの!たからものを見つけたけれど、自分のものは見つけられず、、、、そしてとうとう道に迷ってしまいました。
でも、みんなが迎えに来てくれます。
みんなへのたからものを見たママはぎゅっとムーミンを抱きしめ、おまえのたからものは自分のことだけじゃなく、みんなのことも考えられるこころよ、と言いました。
「みんな、もってる。じぶんだけの たからものを」
心温まるお話です。
ほっと一息つける、心がほんわかする素敵な本です