今までに何度も読んだこの絵本ですが、読むたびに新しい感動がある本です。
その時その時の自分自身や、子どもの心配事などが、この絵本を読むことでスーッと軽くなっていく気がします。
長い人生、いいこともあれば悪いことだってあります。
でも、起こるかどうか分からないことをあれこれ心配するよりも、「だいじょうぶ だいじょうぶ」と明るくポジティブに生きた方がずっと楽に生きれるのだと、この絵本は教えてくれます。
努力することは大切。でも無理しなくてもいい。
必要以上に怖がらなくてもいい。
だいじょうぶ だいじょうぶ
この魔法のような言葉をいつもかけてあげられる、そんなおじいちゃんのような人に私もなりたいと思いました。
驚いたことに、この春5年生になった息子の国語の教科書の最初に、この「だいじょうぶ だいじょうぶ」が掲載されていました。
日本全国たくさんの子どもたちが、同じようにこの「だいじょうぶ だいじょうぶ」の言葉に励まされているのですね。
優しい色遣いや、おじいちゃんとぼくの優しい表情もとてもいいですね。
読み終わると心が軽く、そして温かくなる素敵な絵本です。