「キャベツくん」というちょっと不思議なタイトルに、可愛らしいキャベツの男の子が描かれた表紙。
でも、中身はビックリ、一度読んだら忘れられない強烈な絵本です。
ブタヤマさんが、いきなりキャベツくんを食べようとするところにまずビックリ。
そして、それからのキャベツくんの切り替えしと、空に浮かぶキャベツ動物たち・・・
う〜ん、こんな発想、どうやったら出てくるんだろう(笑)?
有名な人気絵本ですので、息子もすでに読んだことはあったのですが、このシュールな展開が何度読んでも面白いらしく、「次、どうなると思う?」とドキドキワクワクしながらページをめくっていきました。
同じような繰り返しの中、ノミは小さくて見えないところとか大爆笑。
最後のクジラキャベツはとにかくそのデカさに驚きました!
私もつい「こんな大きなキャベツがあったら食べるのに困らないな・・」と、ブタヤマさんでなくても思いました。(今、キャベツが高いのです・・)
景色も、同じように見えて、少しずつ変わっていっているのもいいですね。
強烈な中に、どことなくのどかな感じもする、不思議な魅力のある絵本です。