いきなり、森の中のきいちごの葉っぱの細かさに圧倒されました。ブランクを感じさせず、あっという間にバムケロワールドにひきこまれます。
器用でやさしいバム、バムが近所に住んでいてくれたら、どんなにいいだろうと(いい歳をして)思っていました。そんなバムより器用なソレちゃん、すぐに「お友達になりたーい」と思いました。朝食に、パンとココアを持ってきてくれるなんて、できすぎです。このパンはもちろん、ソレちゃん手作りなんでしょうね。
ソレちゃん愛用道具のトレードマークがかわいいです。ラジオを聞きながら、てきぱき仕事をするソレちゃんに見とれてしまいます。
小屋の修理をはじめる前に、おやつを食べる余裕がいいなと思いました。
バムたちが、小屋の修理を終えてうとうとしていると、いつの間にか友だちが集まってきています。前のページで、口コミの様子があちこちに描かれていた伏線がわかって、とっても楽しかったです。
最後のページ、小屋の窓からケロちゃんが見えます。しましまへびをひとり占めしている顔がなんともいえません。憎めないですね。
キュートな雑貨たちも見応えがあります。子どもは、バムケロの寝室のロールカーテンに描かれた、だちょうのような不思議な動物が気にいってました。私は、ちっちゃなちっちゃなマトリョーシカが好きです。二人とも好きなのは、しましまへびです。
モエのインタビュー記事の、ソレちゃんの誕生秘話もおもしろかったです。何度、見返しても新発見がありました。リラックスできる時間をもててよかったです。
以前から、バムケロの原画を見たいな、と思っていました。原画展が開催されるようですが、私は行けそうにありません。もう少したったら、仙台あたりで巡回してほしいなと思います。