娘とにこやかに読みました。
おっちょこちょいのお母さんが
おっちょこちょいにもうっかり死んでしまい
でも、
こどものことが心配で
おっちょこちょいおばけになって
奮闘するお話です。
死を取り扱っているわりに
軽い文体なのが若干気になりつつ
ほほえましく読み終えました。
11歳の娘は「最後にパンツはいてるのが、ちょっとねぇ・・」などという感想でした。
死のことについて子供と話すのは、注意が必要だと思います。
特に年齢。
娘が3歳の頃に、私の父が亡くなりました。
私は娘に「人はいつか死ぬんだよ。おじいちゃんが死ぬのも順番だから・・」などと話したのです。
それは、娘にとっては、とても残酷な現実だったらしく
「じゃあお母ちゃんもいつか死んじゃうの?」といい
泣いたのです・・・。
今ではすっかり、そんなことは忘れているようですが・・・。
娘は、私と結婚できないと知った時も、とても悲しんでいたのですが
そういった現実を
どんなときに、どんな場面で伝えるかは
とても悩ましいものがありますよね。
11歳にもなって読んだこの本は
娘にとっては、ちょっとおふざけの過ぎる本といった感じで
受け止められたようです。