『アラビアンナイト』の中のお話の一つ。
本来、夜伽話の中から子ども向けのものをピックアップしたものの一つです。
私が小学生の時に読んだ挿絵に近い、ユーモラスな馬場先生の絵に惹かれこちらを選びました。
世界史の授業をしていて、イスラム文化の『アラビアンナイト』が出てくると、毎年シンドバッドやアラジンは知っていても、アリ・ババは、知らない生徒が多く、ちょっとびっくりでした。
息子には、読ませたいと思っていましたので、図書館で見つけ借りてきました。
昨夜、一人で読んだ息子の感想は。
何人とも結婚できるの?
残酷な場面もあるね。
ぐらぐらと煮立った油を、人の入っている瓶に入れるなんて。
短剣で、グサッ!っていうのも恐い。
モルジアナって、賢いね。
「開けェ、あずきィ!」はないよね〜。
面白かった。
長いから、中学年くらいの人から読めるね。
お話し会で読んでみたらいいんじゃない。
アラビア文化にチョットだけ触れて、楽しそうに話すのを見て、心の中で『よしっ!』っと、ガッツポーズをしました。