どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)
日本語版刊行30周年♪想いのつよさをくらべっこ♥
もうなかないよ、クリズラ(冨山房)
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道端や草むらに咲いている ひゅっと伸びた黄色い花は「のげし」という名前だと初めて知りました。そんな どこにでも咲いている、でも多くの人が気にも留めていない「のげし」が、愛情をこめて丁寧に美しく、描かれています。そして、おひさまが柔らかい光として描かれていて、春らしいほんわかとした暖かさが伝わってきました。 のげしは、動きまわれるカエルやアリや蝶々が羨ましくてたまりません。でも、いっぱいおひさまの光を吸い込んでいると・・・。 甲斐信枝さんの小さなものに心を寄せる優しさが伝わってきました。小さな子どもさんの柔らかい感受性にそっと寄り添うような絵本です。のげしが憧れるカエルが、のげしをずっと見守っているのも良い感じです。生き物同士も、心を寄せ合っているのですね。
投稿日:2016/03/06
写真に近いような ていねいで実際にその場で見ているかのような絵です。 のげしというのは タンポポに似ているけれど違う花だったんですね。 絵本を読んでから調べてみました。 道端に咲いている のげしは こんな気持ちで 周りを見ているのかな。。 自然の中でおひさまとこんな会話を交わしているのかな。。 そんなことを考えながら 静かにひとりで読みました。 植物に心や気持ちがあるわけではないと思いますが、 私たちもじっとその場に立ち止まっていて まわりの人と比べて 迷いながらも時期が来て 飛んでいく、広い世界にわたっていく そんなイメージでした。 私はもう50代ですが、 小さいお子さんならまたちがった感想を持つことでしょう。 孫にも読んであげたいと思いました。
投稿日:2015/11/22
「幼児絵本ふしぎなたね」シリーズ。 のげし? タンポポとよく似ている草花のようですね。 この、のげしのモノローグ中心のおはなしです。 のげしは、周りの生き物たちが動き回る様子がうらやましいのですね。 そこでおひさまに相談したら、おひさまの光をすいこむよう助言されるのです。 なるほど、こういうことだったのですね。 タンポポとよく似ていますが、それだけに、違いに目を向けさせてくれるような気がします。 そこへ向けての視点が新鮮でした。 幼稚園児くらいから、生き物たちの世界、感じてほしいです。
投稿日:2020/04/03
ちいさなかがくのとも(雑誌)で出たのが2007年。それから本になったのが2015年です。 さすが、甲斐伸枝さんです。 何気なく道端や路地に咲いている植物(いわゆる雑草)のドラマをこんな風に見せてくれるとは思いませんでした。 のげしのそばで、進行役のように登場する小さなアマガエルもリアルで、その姿や動きに見ごたえがありました。 読み聞かせにもお薦めします。 3月下旬から5月くらいにいかがでしょうか。
投稿日:2017/03/30
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