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300年まえから伝わる とびきりおいしいデザート」 大人が読んだ みんなの声

300年まえから伝わる  とびきりおいしいデザート 文:エミリー・ジェンキンス
絵:ソフィー・ブラッコール
訳:横山 和江
出版社:あすなろ書房 あすなろ書房の特集ページがあります!
税込価格:\1,980
発行日:2016年05月30日
ISBN:9784751528150
評価スコア 4.69
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みんなの声 総数 15
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8件見つかりました

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  • 300年前から伝わるとびっきり美味しいデザートブラックベリー・フールを、1710年・1810年・1910年・2010年と4つの家族が作るのを紹介されてたので歴史を感じました。1710年には、小枝を束ねたものを使ってあわ立てていて15分”シャカシャカ。シャカシャカ。シャカシャカ。”腕が痛くなっても頑張ってあわ立てていたのが、今は、ハンドミキサーを使ってあっというまです。300年前・200年前・100年前・現代と歴史を感じて読みました。変わらないのが、「・・・・・・わぁ、おいしいね。なんて、すてきな、あとかたづけ」にほっこりしました。(笑)

    投稿日:2019/01/09

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  • 興味深い

    「ブラックベリーフール」という同じお菓子を作る様子を300年前、その100年後、そのまた100年後、そしてその100年後の現代と描いています。シンプルなお菓子なのですが、時代がかわれば、手間や道具などもかわってきます。すてきな絵で丁寧にえがかれたお菓子作りの変化が興味深いです。
    そして、毎回こどもにも大人気でボールについた残りもなめるほど。
    作ってみたくなります!

    投稿日:2017/07/17

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  • 昔から伝わる ブラックベリーを使ったフール
    美味しそうですね
    昔は 小枝を束ねた 泡だて器でてで振るい とても大変でしたね 
    今でも 生クリームをホイップするとき手でしたらだるくなりますものね
    出来上がったブラックベリー・フールを地下室で氷で冷やす

    家族で食べるのが 一番おいしそうですね

    子供が生クリームなめるのも ご褒美 いいな〜
    このおいしさは 一番ですね 私も なめてみたいです

    ボールのクリームを なめるのが 「なんてすてきな あとかたづけ!」
    伝統の味は引き継がれますね〜

    絵もかわいく楽しいです

    投稿日:2022/12/27

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  • 時代を超えても

    • 虹花さん
    • 40代
    • ママ
    • 三重県
    • 男の子14歳

    ブラックベリーフールというデザートを数百年前から現在まで、それぞれの家庭で作られる様子をたどっています。
    最初は木の枝をまとめた道具でクリームを泡立てていたり、ブラックベリーを自分で取りに行くなど作るまでもつくるのも大変だったのがだんだん便利になっていきますが、どの時代の親子も最後は同じことをするところが楽しいです。
    小さい子供に読んであげる時は、時代の流れで「だんだん便利になってくるねぇ」だけでも楽しめます。
    大人が読むときには時代背景も考えながら読むことが出来て考えを深めることが出来る本です。
    (最後に解説がついているので)

    投稿日:2020/07/23

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  • 食べてみたい。

    イギリスのライムという町で300年前から伝わるブラックベリーフールというデザートの作り方の絵本です。
    すごい伝統のお菓子なんですね。
    家庭でも作れるのがまたいいですね。
    それぞれの国に地域に伝統的なデザートがある、素敵ですね。

    投稿日:2020/01/15

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  • とても丁寧に描かれています。

    読み応えのある内容でした。
    大人の私も絵本の世界に引き込まれました。
    4つの時代、4つの家族、4つのお話で構成されていました。
    それも300年くらい前からのスタートです。
    長い歴史の中で同じデザートを作って食べる親子、
    家族の様子が丁寧に描かれていて
    見比べてしまいます。
    長い歴史の中で進化して便利になっていく生活や
    使いやすくなっている道具類。
    基本となるものは受け継がれているということが
    わかります。
    デザートを作る楽しみ、喜びも伝わってきます。
    小さいお子さんには長く感じるかもしれませんが
    興味が持てるようになったら
    ぜひオススメしたいと思います。

    投稿日:2017/06/13

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  • 『A FINE DESSERT』が原題。
    なんとも惹きつける題名と、スタイリッシュな絵にワクワクです。
    ブラックベリーなどを使う、フルーツ・フールは、西欧文明最古のデザートの一つだそうです。
    そのブラックベリー・フールは、生クリームを泡立て、つぶしたブラックベリーを混ぜて
    冷やすシンプルなものですが、時代によって、道具や作り方が違うのですね。
    1710年、1810年、1910年、2010年と300年のスパンで描くと興味深いです。
    収穫の仕方、作業する道具や人々の違いが、くっきりと浮き上がってきます。
    一番の違いは冷やし方でしょう。
    そう、冷蔵庫がない時代はこんな風にしていたのですね。
    夕食のシーンや、人々の服装、家具調度にも注目したいです。
    さりげなく描かれた黒人の給仕も作者が伝えたかったことだと、あとがきにあります。
    原題のシーンでは、男の子とお父さんがネットでレシピ検索、作るというのも今風です。
    ともあれ、いつだって後片付けのお楽しみ(!)に、そのおいしさが凝縮されています。
    レシピも添えられていますので、たまらないです。
    やや長い歴史話ですが、繰り返しが楽しくて見どころがいっぱいです。
    小学生くらいから大人まで楽しめると思います。

    投稿日:2017/05/25

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  • イギリスに伝わるデザートの作り方。

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子21歳、女の子16歳

    巻末には「ブラックベリーフール」の材料と作り方が載っています。
    「ブラックベリーフール」というのはイギリスに古くから伝わるデザートで、調べてみたら「フール」=「バカでも作れる簡単なデザート」という意味らしいです。すごくおいしそうなデザートなのに、ちょっとかわいそうな命名ですね〜。

    この絵本では歴史を遡って、4つの家族のそれぞれの時代のやり方で、「ブラックベリーフール」を作って見せてくれます。
    もちろん、食べてもおいしのでしょうが、お母さん(またはお父さん)に教わりながら、一生懸命お手伝いをする子どもたちや、後片付けで食器になどについた「ブラックベリーフール」の残りをすくい取ってなめる子どもたちの姿も描いてくれていて、見ていて微笑ましかったです。

    300年分を遡るので、やや長いお話ですが、見応えは十分です。
    各時代の作り方とともに、使用する道具なども変化していくので、人間の生活様式の変化も見ることが出来ます。
    あと、ジェンダーフリーを意識して描かれているのか、4家族中過去の3家族はお母さんと女の子が作っているのに、割と現代に近い最後の家族はお父さんと男の子がこの料理を作っています。
    細かいところまでいろいろ楽しめます。
    ぜひ手に取ってみてください。そして、せっかくですから材料を集めて作ってみましょう!

    投稿日:2016/09/18

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