小3の息子が、最近一番面白かったと言って、
今年の夏は、「地球の形を哲学する」で読書感想文を書きました。
感想を要約すると、
「昔の人は地球は平面で、亀や象の上に乗っていると考えていたなんて、なんて無知なんだろうと最初は笑ってしまった。
自分は、図鑑やテレビや衛星写真などで地球が球体だと知っているけど、それは科学者が何千年もかけて研究してきた結果を教えてもらっているからであり、それがなければ自分も昔の人と同じように考えたのではないか。
じゃあ宇宙の形だったらどうなんだ。
自分は将来宇宙を研究する学者になりたい」
と書いたのです。
そしたら宇宙の形を考える本が出たのです。
まさに息子の興味のど真ん中の本です。
息子に読ませる前に、まずは私が読みました。
まず思ったのは、
自分は宇宙の形を考えようと思ったことは、過去一度もなかったということ。
凡人には、到底不可能に思える行為で、端から放棄していたのです。
でも、昔からいたのですね。
宇宙の形を考えてきたすごい人たちが。
地球は、現在、その姿が当たり前のようにわかっている。
でも、目で見ることのできない宇宙の姿を考えるという作業がいかにたいへんか、よくわかりました。
大人にはただひたすらに難しい。
目で見ることのできないものを、よくここまで研究したものだと感動します。
息子はどんな感想をもつのかな。
見た目も素敵で、ちょっと値も張る本なので、クリスマスプレゼントにします。
子どもの感想を聞くのが今から楽しみです。