賢いひばりと図々しいオオカミの物語。
もぐらからひばりの卵を守る為に、オオカミにもぐらを追い払ってほしいとお願いしたひばり。
オオカミは、ごちそうをたらふく食わせてくれたらおっぱらうと言います。
ひばりは知恵をしぼり、オオカミにごちそうを食べさせるのですが、今度はビールを飲ませろと要求がエスカレート。それが叶うと、次は笑わせろ。なんとも図々しいオオカミです。
で、最後の笑わせるなんですが。王さまが大切にしているクリスタルガラスのろうそくたてを、ひばりが王さまをからかい、王さまが自ら割ってしまうというもの。オオカミはゲラゲラ大笑いしていましたが、これを笑うってどうなんだろう?私の好きではない笑いだったので、それまでは楽しく読めていたのですが、一気にさめてしまいました。
子供たちにはこういうことで笑ってほしくないなぁと思うので、多分読み聞かせはしないです。