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モチモチの木」 大人が読んだ みんなの声

モチモチの木 作:斎藤 隆介
絵:滝平 二郎
出版社:岩崎書店 岩崎書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:1971年11月20日
ISBN:9784265909063
評価スコア 4.83
評価ランキング 143
みんなの声 総数 140
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大人が読んだ みんなの声から

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19件見つかりました

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  • じさまの愛

    年を経てから読み直すと、じさまの豆太を慈しむ深い愛がしみてきました。
    自然界の美しさと、その一部として生きることの厳しさも感じます。

    1冊の絵本としては芸術作品だと思います。
    小学生にもぜひ出会ってほしいですが、感想を聞いたり、心情の分析などせずに、それぞれの子どもの心のなかに、そっと残ってほしいなと思います。

    投稿日:2017/09/01

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    3
  •  やっぱり日本が世界に誇れる名作ですね!
     斎藤・滝平作品をまとめて、お話会で読んでみたくなりました。

     この作品の中に漂う祖父と孫の二人暮しという淋しさ・貧しさ、そして、霜月という寒さが、空気として感じられます。

     片寄せあい思いやりを持ち合い暮らしている二人。
     どうにも夜になると仕様もなく臆病風に吹かれてしまう豆太。
     それを寛容に受け止めるじさま。
     この先わが身に何かがあればと、豆太の行く末を考えるとやるせない日もあることでしょう。

     モチモチの木に灯がともる霜月二十日の丑三つ時は、山の神様のお祭りの日。
     たった一人の勇気のある子どもだけが、見ることのできる“モチモチの木にともる灯”。
     豆太のなくなったおとゥもじさまも子どもの頃に見たというのに、今年も臆病な豆太には、無理のよう。
     ところが、真夜中に腹痛で苦しむじさまのために、豆太は・・・。

     豆太の優しさが豆太を突き動かし、勇気ある行動へ。
     そして、豆太と一緒に読者の皆さんも息を呑み“モチモチの木にともる灯”の美しさに感動すると思います。

     滝平先生の切り絵が、とにかく素晴らしい。
     モチモチの木の昼と夜の表情の細やかな違いは圧巻です。

     本当に何度読んでも味わい深い作品です。
     これから先の時代の人たちにも、読み継がれていく事でしょう。

    投稿日:2011/01/11

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    3
  • 守り育ててくれた爺様を助けようと行動する子どもの真っすぐな勇気に感動します。小学生の頃、本棚にあったので読もうとしたのですが、表紙が怖くて本を開くことができませんでした。爺様の腹痛がなおってよかったという結末、ほっとすると同時に、今となっては何が怖かったのかわからない自分にがっかり、びっくり。大人が懐かしく読める絵本です。

    投稿日:2017/01/13

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    2
  • 思わず涙が・・・

    • ともっちーさん
    • 40代
    • ママ
    • 佐賀県
    • 女の子8歳、男の子4歳

    切り絵の表紙が少しとっつきにくい感じがしていて、長い間敬遠していた本でした。

    しかし、読みだしてみると優しい語り口にたちまち引き込まれてしまいます。
    親を亡くした豆太とじさま、二人の絆が素敵です。

    臆病な豆太が、じさまを思うあまりに勇気ある行動に出るところは思わず涙が出てきそうになりました。
    そしてその時のモチモチの木の絵の美しいこと。

    最後の、じさまの豆太に対する言葉もとても良かったです。
    「自分で自分を弱虫だなんて思うな」
    「人間、優しささえあればやらなきゃならねぇことやきっとやるもんだ」

    自分の子にもかけてあげたい言葉だと思いました。

    投稿日:2015/10/02

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    2
  • 素敵な絵本!

    「半日村」を4歳の娘のリクエストで購入し,とてもよかったので,こちらの「モチモチの木」も読んでみました。
    斉藤隆介さんと滝平二郎さんコンビの絵本,本当に素敵ですね!
    大人が読んでもとても味わい深いです。
    まさに子供から大人まで幅広い世代で読める絵本です。
    「モチモチの木」の美しい絵には感動してしまいました。

    投稿日:2015/06/16

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    2
  • 美しい雪明かりの木

    じさまが、大切に大切に思っているちいさな孫。
    豆太は、黒くそびえる木は、夜中は別物に見えて
    一人でおしっこにゆくこともできない。
    冬の初めだと言うのに、布団一枚で片寄せて眠るじさまと豆太。
    そんなある晩、急病で苦しむじさまを見て、ふもとのお医者様へ
    かけだした豆太は、愛するじさまを失うかもしれない怖さで、
    もうほかのことは何も見えていない。
    初めて読んだときは、じさまが死ぬのではないかと気が気ではありませんでした。
    家に着いたとき、豆太は勇気あるものだけが見る、もちもちの木に灯る明かりを見ます。
    滝平次郎の切り絵もお話も、素敵です。

    投稿日:2017/01/30

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    1
  • たいせつにしたい絵本

    小学生の頃、国語の教科書に載っていた、とても記憶に残っているおはなしです。
    ふと懐かしくなって、購入しました。
    読み進めるうちに、子どもの頃の自分の気持ちを思い出して、なんだか不思議な気持ちになりました。
    それから、新しい発見も。
    おとなになった今だからこそ、まめたの勇気ある行動に、なんだかウルッとしてしまいました。
    もう、保護者の気持ちで読む年齢になったんだなあ。
    たいせつにしたい絵本です。

    投稿日:2016/11/16

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    1
  • 切り絵がきれい

    • みちんさんさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子3歳、女の子1歳

    切り絵絵本です。
    しっかりとお話に合っていてそしてとてもきれいだと感じました。
    5歳の男の子が一人で夜道を行くのはさぞかし怖いだろうなー、心配だと親目線では思ってしまいました。
    もちろん理由あってのことでその理由を思うとよくやったとほめてあげたい気持ちですが。偉い!

    投稿日:2014/06/11

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    1
  • 感動しました。

    以前から気になっていた絵本ですが、子供も1年生になったので一緒に読んでみました。
    とっても素敵な絵に感動しました。

    じさまと2人暮らしの5歳の豆太は、夜中にトイレにも行けない臆病者でした。
    しかし、じさまが病気になった時、とっても勇気ある行動が出来たのです。
    そして、素敵な「モチモチの木」を見る事が出来ました。

    すこし昔の言葉が難しい所もありますが、家の本棚に置いておきたい1冊です。

    投稿日:2012/03/25

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    1
  • 思い出の一冊

    子供の頃、実家にありました。
    そして、小学校でこの本を読んだ後に絵を描くという授業もありました。

    久しぶりに読んでみましたが、すごく良かったです。

    お話も、絵も、一つの世界が出来上がっているようです。

    マメタの行動やじさまの言葉を読むと、勇気とはやさしさなのだと思います。

    投稿日:2011/09/27

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