「みてみて おひげ」 大人が読んだ みんなの声

いろんなおひげが登場して楽しい！
子どもたちのあるあるですね。
みてみて?って、ちょっとほこらしげな子どもの笑顔と、ママの笑い声が聞こえてきそうな絵本です。
実際に生やされたら、絶対やめて！と叫んでしまいそうな納豆おひげも、絵本の中では、可愛くて楽しくて、すりすりしたくなるような素敵なおひげです。
会話が弾みそうな楽しい絵本♪

初めは屈託のない子どもの仕草、天真爛漫で良いなと思ったのですが、スパゲッティあたりからお行儀の悪さが気になりました。
でも、これ私も楽しんだことある！と思い出したのは生ビールの泡ヒゲ…。
けっこう美味しさに繋がっていたような感じもしました。

今まさにご飯のたびにおひげを作っている子がいるので、ふふふとなりました。
そうそう、あるあるある…！今3歳の子は綺麗に食べられるようになりましたが、それでもたまにお髭ができると、自分から「ママー、おひげー！」と見せてくれます。1歳の子は何も言いませんが黙々とおひげを作っています。次はこの子がみてみて、って言うのかな。

こんな日々が懐かしくなる日が来るのかな、となんだかしんみりしてしまいました。おひげ、堪能しなくちゃなーと感じました。

こんなに可愛い女の子が、泥棒のようなヒゲをつけた姿でニコニコ笑っている表紙なんて、とっても気になる！
女の子は終始ご機嫌で様々なおひげを披露してくれます。とっても楽しそう。とっても可愛い。でも納豆のおひげだけは勘弁！

子供が実際にこれをやると大変ですが、絵本なので可愛くて微笑ましいですね。
絵本の中で思いっきりやってくれるから子供も楽しい擬似体験が出来そうだなと思いました。私は最後のケーキのお髭が可愛いと思ったけど、一緒に試し読みした息子は野菜のお髭が面白かったと言ってました。どのお髭が好きか、他にどんなお髭が面白そうか話すのも楽しいですね。

表紙を見るとギョッとしますが、なあるほど、食べたり飲んだりした後を楽しむ趣向ですね。
口の周りの汚れととらえればため息モノですが、
こんな風に楽しめば、きっと楽しい時間になりそうです。
もちろん、現実はそうも言ってられませんから、せめて絵本の中で思い切り楽しみましょう。
何よりこの発想がすごいと思います。
そして、ラインナップも豪快です。
ああ、あのネバネバも！
ラストはその集大成でしょうか。
ここまでくると、愉快愉快。
クイズっぽい展開もドラマチックですね。
幼稚園児くらいからでしょうか。

小さな子が、いろいろな食べ物で、おひげを作っています。子どもは食べ物で、遊んでしまうんですよね。見開きいっぱいの笑顔に、こちらも楽しくなってきます。どのおひげも笑ってみていられますが、納豆のおひげだけは、、、。においや後片付けのことリアルに考えてしまいます。やさしい色合いで描かれた絵に、ほっこりしました

よくお髭が生えますよね笑　どのお髭も可愛いなぁーと思わず笑ってしまいました。ケーキのお髭は家族で食べてて温かい雰囲気で1番好きでした。うちの一歳の子はお髭になるだけでなく、全身で食事をしています。納豆の日は髪の毛から足の裏までネバネバさせて…笑　何故か背中の裏まで納豆がついてたりするのでお髭じゃなく全身納豆スーツ状態。。早くお髭だけになる日がきてほしいなぁーと思いました。お髭だけになったら、今の全身食べ物だらけの格好が見られなくなるので沢山写真に残しておきたいと思いました。お髭だけになった頃、撮った写真を子供と見て大きくなったねとお話ししたいと思います。素敵な絵本でした。

全ページ、お試し読みで読みました。
おひげの絵本って、何だろうと？と開いてみると
美味しいおひげの本でした。
ミルクを飲んだ時の白いおひげはよくありますが、
ココア、面白いですね。
どんなおひげかな？と次のページを見ると楽しそう。

この絵本を読んで、
「わたしも　したことある！」
「ぼくも　したことある！」
と思ったお子さんは、多いのではないでしょうか？
実は私も、子どもの頃にしたことがあります。

どんなに行儀よく食べようとしても、子どもの口の周りに何かが付いてしまうのは、もう避けることなんてできません。
それを、
「あちゃー」
と思うのか、
「みてみて」
と思うのかは、周りの大人の反応次第ですね。

「みてみて」
と言えるお子さんの方が、案外早くに行儀よく食べれるようになるかもしれませんね。