声に出して朗読してみました。
なんて優しいお母さん。
そう、お母さんはこうでなくっちゃ!
でも現実は?自分はどう?
つい周りの子どもと比べてしまい、必死になってしまうのです。
ある時、そんな様子の私を見かねた周囲の大人たちから、「もっと〇〇くんに寄り添ってあげて」と言われ、がーん、と頭を殴られたような気がしました。
自分は子どもに寄り添えていないダメな母親なのか。みんな口を揃えて言う「寄り添う」ってなんなんだ。こんなに子どものことを想っているのに。モヤモヤした気持ちでいっぱいでした。
あの時の自分にそっとこの本を渡したいです。「寄り添う」ってこういうことだよと。
子育てがうまくいかないと感じるのは、往々にして子どものせいではなく、親の心構えの問題なのかもしれないと、あらためて感じさせられる一冊でした。
最後にショートメッセージを書き込むページもあり、小さい子どもを育てるお母さんにプレゼントしたいなと思いました。